【備前焼を売りたい】鑑定士が教える高価買取のコツ|人気作家、古備前も

「家にある備前焼、これって売れるのかな?」
「どこに持っていけばいいのか分からない…」
そんな悩みを抱えてこのページにたどり着いた方も多いのではないでしょうか。

備前焼は日本を代表する伝統工芸のひとつで、作品によっては高値で取引されることもあります。しかし、売却の方法や準備次第で、査定額に大きな差が出ることも事実です。

\ 備前焼が売れる/

目次

備前焼を売りたい人が最初に知るべきこと

備前焼

備前焼は本当に売れるのか?

はい、備前焼は今でも骨董品市場や工芸品コレクターの間で需要のある陶器です。特に人間国宝をはじめとする著名な作家の作品や、希少なデザイン、保存状態の良いものは高値で取引されることもあります。

ただし、どんな備前焼でも価値がつくわけではありません。以下のようなケースでは価格がつかない、あるいは極端に安くなることもあります。

  • 量産品や土産物として販売されていた備前焼風の陶器
  • 作家不明で傷や汚れがあるもの
  • 真贋不明で証明書や共箱がない作品

そのため、「家にあるけど価値があるのか分からない」という人は、まず査定に出してみることをおすすめします。多くの業者が無料で査定してくれるため、気軽に相談できます。

高く売れる備前焼の特徴とは?

  • 有名作家の作品であること
  • 状態が良好であること
  • 共箱・証明書などの付属品があること
  • 造形・用途の珍しさ

有名作家の作品であること

以下のような作家の作品は、市場価値が非常に高く評価されます。

  • 金重陶陽(人間国宝)
  • 藤原啓、藤原雄
  • 伊勢崎淳、伊勢崎満
  • 山本陶秀
作家の落款や銘

作品には通常、落款(サインや刻印)が入っており、箱のふたや中にも作家名やタイトルが書かれていることがあります。箱と作品が一致しているかも重要です。

状態が良好であること

ヒビ、カケ、汚れ、変色、修復跡などがあると、買取価格は大きく下がります。完品に近いほど評価が高くなるため、取り扱いには十分注意が必要です。

共箱・証明書などの付属品があること

共箱(作家が作品とセットで付けた木箱)、栞(しおり)、証明書や展覧会出品の記録などがあると、真贋の確認がしやすくなり、査定額が上がる可能性があります。

造形・用途の珍しさ

花瓶、茶器、徳利、香炉など、用途が明確で実用性のあるものや、造形が珍しいものは人気があり、特に現代でも使用できるサイズ感の作品は需要が高い傾向にあります。

売却前に必ずチェックすべき3つのこと

  • 作家名や落款の有無を確認
  • 状態を丁寧にチェック
  • 付属品の有無を揃えておく

作家名や落款の有無を確認

作品の底や側面、共箱のふたなどに、作家の名前や印があるかどうかを確認します。
分からない場合は、スマートフォンで写真を撮り、骨董品の鑑定サイトや買取業者に相談するのが効果的です。

状態を丁寧にチェック

割れ、ヒビ、カケ、汚れ、サビ、色ムラなどがあると評価は下がります。
ただし、有名作家のものであれば、多少のダメージがあっても買取対象になることがあります。

付属品の有無を揃えておく

共箱、しおり、布袋、栞、ギャラリーの証明書などがある場合は必ず揃えて持ち込みましょう。箱と作品の紐付け(共箱)があると、信頼性が高まり査定額が上がる可能性があります。

備前焼を売る4つの方法とその選び方

  • 骨董品店や買取業者に持ち込む
  • フリマアプリ・ネットオークション
  • 陶器市やイベントで販売する

骨董品店や買取業者に持ち込む

即金化できるのでおすすめ!

近年は、備前焼などの陶器・骨董品を専門に扱う買取業者が増えています。出張査定や宅配査定を行っている業者もあり、自宅にいながら売却できる手軽さが魅力です。

専門の査定士が価値を正確に見極めてくれるため、知識がない人にも安心です。
業者によっては、「相見積もり対応」「売却せず査定のみでもOK」というところもあるため、比較検討がおすすめです。

フリマアプリ・ネットオークション

自分で価格を決めたい人向け

メルカリやヤフオクなどを使えば、自分で価格設定ができ、購入者と直接取引することが可能です。

写真撮影・説明文作成・値下げ交渉・発送作業など、すべてを自分で行う必要があるため、手間がかかることを理解しておきましょう。

稀に相場以上で売れることもありますが、最近では、送付後にいちゃもんをつけられて料金を支払ってもらえないケースや送った商品がそのまま盗まれてしまうトラブル、発送時に運送会社による発送事故に巻き込まれて損をしてしまうことがある点に注意が必要です。

陶器市やイベントで販売する

趣味として楽しみたい人向け

備前市をはじめ、全国各地で開かれる陶器市や骨董市に出店し、備前焼を販売するという方法もあります。これはすぐに現金化するためというより、販売自体を楽しみたい方向けです。

価格は自由に設定できますが、出店料やブースの準備、交通費などの費用がかかる点は考慮が必要です。

備前焼を売るときによくある疑問とその答え

どのくらいの価格で売れる?自分で判断できる?

価格は作品の作家、状態、希少性によって大きく変わります。一部の作品は数万円〜数十万円の値がつくこともありますが、量産品や無銘の作品は数百円〜数千円程度での取引になることも珍しくありません。

自分で判断するのが難しい場合は、複数の買取業者や骨董店に無料査定を依頼し、相場を把握するのが現実的な方法です。

ヒビや欠けがある備前焼でも買い取ってもらえる?

状態が悪い場合、基本的には評価が下がりますが、以下の条件に当てはまると、それでも価値が認められる場合があります

  • 有名作家の作品である
  • 絶版・限定・一点物である
  • 作品の造形や焼き上がりに特徴がある

そのため、状態が悪いからといって処分せず、まずは専門家に相談して判断を仰ぐことをおすすめします。

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